『西の魔女が死んだ』・本
西の魔女が死んだ 梨木香歩 新潮文庫 (2001年8月)
226ページ
中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。 ――裏表紙より――
どこでみつけて読もうと思ったのかすっかり忘れてしまったのだが
図書館で予約していたこの本がやっと手元に来た。
後半は号泣で字が読めなかった…。
おばあちゃんがいい!人生で必要なことを
魔女修行という名目で子供でも分かるように教えてくれる。
このおばあちゃん、日本にすっかり馴染んでいるけど実はイギリス人。
日本人のおじいちゃんと結婚して日本に来た。
まいは豊かな自然環境に囲まれ、おばあちゃんとの共同生活の中で
様々なことを経験して生きる力を身につけていく。
それから2年後におばあちゃんは亡くなるのだが
最後にまいに残したメッセージが
とっても可愛らしくてそして感動的だった。
薄くて読みやすい本だから壁にぶつかった時にまた読みたいと思った。
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