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2006年3月21日 (火)

『博士の愛した数式』・本

博士の愛した数式 小川洋子            新潮社 (2003年8月)
253ページ              
  

博士の愛した数式

シングルマザーの家政婦は新たに紹介された派遣先で記憶が80分しかもたない元数学教授の世話をすることになった。どんな数字にも何かしらの意味を見出す博士は、彼女が連れてきた息子の頭の形を見て、ルートと名付けた。それから彼女に博士のルートに対する惜しみない愛情と博士の口から出てくる温かくて美しい数字に囲まれた穏やかな生活が始まった。

映画版『博士の愛した数式』を観て

その世界に惹かれたので、図書館で予約して借りてきた。

読んだ感想は、物語の流れは映画で知っていたので

さらに細かいエピソードを本で確認できたって感じ。

本ではこうだったのが映画ではあーゆー風に縮められて描かれたのかとか

本と映画とでは物語を進行していく人が違ったので                     (本は家政婦、映画ではその家政婦の息子、ルートだった)

違う視点から見た博士や数字への想いとかを感じた。

そして、映画とは違ったらラストにまたホロッときてしまった。

映画でも本でも共通して言えることは

美しく表現された数字と、全体から滲み出る優しい雰囲気

とても居心地のいい世界だった。

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コメント

お久しぶりです♪

映画は結局見られなかったんだけど本は読みました☆

数学には拒否反応を示してしまう私ですが(笑)

数字の魅力に少しは気づけたかな(^^)と思います。

投稿: ayako | 2006年3月23日 (木) 09時59分

ayakoさん>本読みましたか!
内容はやっぱり本の方が濃いですが
映画も十分本の世界を表現できてますよ!
“やわらかい”という言葉が合うお話ですよね。

投稿: しましま | 2006年3月24日 (金) 01時05分

こんにちは。TBありがとうございました。
私も読書感想の方にTBさせていただきました。

私も映画見て原作が読みたくなって、図書館に借りに行きました。
予約数が多いのに、改めて人気のある本なんだなぁと実感しました。
本の方が全体的に悲しげな印象を受けました。
はかなさと温かさが調和していた小説でしたね。

投稿: まり | 2006年4月16日 (日) 17時28分

まりさん>確かに。本の方のラストは悲しかったです。
やっぱり映画化とかドラマ化とかされる本は
図書館での予約数は多いですね。
みんな考えることは一緒なんですね。

投稿: しましま | 2006年4月22日 (土) 12時40分

トラックバックありがとうございました。映画を先にみたんですねー。私はこれからDVDみようかな~と。「やわらかさ」が映画の中で失われていないようですねw

投稿: Bion | 2006年7月10日 (月) 01時41分

Bionさん>映画から入りました。
本の雰囲気を損なっていないと思うので
映画もきっと気に入ると思いますよ!

投稿: しましま | 2006年7月11日 (火) 23時57分

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