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2006年7月23日 (日)

『オロロ畑でつかまえて』・本

オロロ畑でつかまえて 荻原浩       集英社文庫 (2001年10月)
231ページ

オロロ畑でつかまえて

人口わずか三百人。主な産物はカンピョウ、ヘラチョンペ、オロロ豆。超過疎化にあえぐ日本の秘境・大牛郡牛穴村が、村の起死回生を賭けて立ち上がった!ところが手を組んだ相手は倒産寸前のプロダクション、ユニバーサル広告社。この最弱タッグによる、やぶれかぶれの村おこし大作戦『牛穴村 新発売キャンペーン』が、今始まる――。第十回小説すばる新人賞受賞、ユーモア小説の傑作。  ――裏表紙より――

『なかよし小鳩組』の前作で荻原浩のデビュー作、読みました!

やっぱり面白いよ!倒産寸前の広告代理店に村おこしを手伝ってもらう牛穴村。

牛穴村もユニバーサル広告社もあまりお金はない。

だからものすごい裏技で一気にマスコミに取り上げてもらう方法に出る。

つくづく日本は平和だと思ったよ。

そしてみごと作戦が失敗に終わる瞬間、思わず声を出して笑ってしまった!

しかも、それで終わらないのがいいね。

最後のちょっとしたサプライズにもう一度前に戻って読み直してしまった。

登場人物もいろんなところで意外なつながりがあって笑える

ユニバーサル広告社のお話、シリーズで読みたいな。

『オロロ畑でつかまえて』『なかよし小鳩組』の続編、出ないかな。

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