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2006年7月12日 (水)

『なかよし小鳩組』・本

なかよし小鳩組 荻原浩             集英社文庫 (2003年3月)
355ページ

なかよし小鳩組

倒産寸前の零細代理店・ユニバーサル広告社に大仕事が舞いこんだ。ところが、その中身はヤクザ小鳩組のイメージアップ戦略、というとんでもない代物。担当するハメになった、アル中でバツイチのコピーライター杉山のもとには、さらに別居中の娘まで転がりこんでくる。社の未来と父親としての意地を賭けて、杉山は走りだすが――。気持ちよく笑えて泣ける、痛快ユーモア小説。  ――裏表紙より――

小鳩組カワイイ名前だけど実はヤクザなんです!!

そんなインパクトに惹かれて思わず図書館で借りてきちゃったけど

これって萩原浩のデビュー作『オロロ畑でつかまえて』の続編なのね。

順番間違えて読んじゃった。

でも前作を読んでなくても十分楽しめた!

だって取引先はヤクザだもん。そうスムーズに仕事が運ぶワケがない!

小鳩組の業務内容も言い得て妙なんだけれど(これがなかなか笑える)

やっぱり広告は難しい。次々出される無理難題に

ユニバーサル広告社の社長のうろたえぶりが目に浮かぶようで可笑しかった!

出てくるキャラもカタギだろうとヤクザだろうとみんないいんだよねぇ~。

特に小二にしてお昼の奥さま劇場『愛のシュラ』にハマッている

杉山の娘の早苗が何とも愛らしい。分かって言っているのか生意気にも

『愛のシュラ』のヒロイン・キョウコのセリフで杉山をどぎまぎさせる。

ヤクザの皆様も最初は恐いけど段々人間らしさが垣間見られて愛着がわいてくる。

ヤクザとのからみと早苗には笑えたし、杉山親子の会話にはジーンとした

そしてやっぱりラストに近いあたりでちょっとしたサプライズ!

これが荻原浩の作品の面白さなのかな。最後まですごく楽しめた!

最近、萩原浩にハマッてる。次は『オロロ畑でつかまえて』を読もっ!

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