『グッドナイト・ムーン』・テレビ
2/28 1:25~日本テレビ放送『グッドナイト・ムーン』(字幕版)の録画を観た。
《私のお気に入り度:★★★★★》
簡単なあらすじ
NYで活躍するフォトグラファーのイザベルは弁護士をしている恋人ルークと一緒に暮らし始める。しかし、ルークはバツイチで2人の子持ち。子供は別れた妻ジャッキーとルークが今も交互に面倒を見ていた。そんな状況でイザベルは2人の子供からしてみれば突然家族に割り込んで来た他人。完璧に母親をこなすジャッキーと比較され、なかなか子供たちはなついてくれない。どうにか子供たちと仲良くなりたいイザベルは仕事がおろそかになりながらも必死に子供の気を引く努力をしていた。そんなある日、ジャッキーの完治したはずのガンが再発して…。
なんて泣ける映画なんだろう!何度観ても号泣してしまう。
どの登場人物の気持ちもすごくよく分かるから誰にでも感情移入して
誰が辛い状況になっても涙があふれてくる。
泣きのスイッチは母子3人で乗馬をしていた時の息子ベンの一言。
母のために嫌いでもない人を嫌いになろうかと無邪気な顔で言うベンの表情と
そんなことを言わせてしまったジャッキーの複雑な表情が
一気に涙腺を緩ませてしまった。それからはほぼ泣きっぱなしだったけれど
その中でも特にジャッキーの気持ちの変移にことごとく反応して涙が止まらなかった。
だって自分の中に何でも抱え込んじゃって一人で頑張っちゃうんだもん。
自分がいなくなった時のためにも本当は子供たちとイザベルに
仲良くなって欲しい気持ちはある。でもあまり子供たちがイザベルになつくと
自分の大切な家族が完全に自分を必要としてくれなくなってしまう不安に襲われて
ついまたイザベルに意地悪をしてしまう。逆にイザベルはイザベルで
ジャッキーから子供たちを取るつもりはないのだけれど
子供たちとうまく付き合ってはいきたい。でも、なかなかうまくできなくて
ついジャッキーに嫌味を言ってしまう。そして娘のアンナは大好きな両親の離婚が
未だに受け入れられずにいるからイザベルと衝突してしまう。
それぞれに不安があって素直になれない3人の女性の気持ちが
すごく繊細に描かれていて、ホントによく泣けた映画だった。
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コメント
TBありがとうございます。昔見たので、話の詳細はあまり覚えていませんでしたが、自分のブログを見る限り、涙が止まらない作品だったようです。
エド・ハリスは渋いし(役の仲は覚えていません…)、スーザン・サランドンの演技は素晴らしかったと覚えています。
投稿: 川越 | 2006年9月19日 (火) 22時00分
川越さん>きっと何度観ても泣けますよ!
また機会があったら是非観てくださいね!
投稿: しましま | 2006年9月22日 (金) 16時44分