『天使の卵』・劇場
今日は『天使の卵』を観てきた。
《私のお気に入り度:★★☆☆☆》
原作を読んだ時には最後が悲しくて映画を観ようか迷っていたけど
安くチケットを手にいれるコトができたので結局観に行ってきた。
劇場は165席のトコで、20~30人くらいの入りだったかな。
なんかラストの印象が原作と違う。というか冒頭から違ったっけ。
夏姫が国語の授業をしているシーンから始まっていた。これって、『天使の梯子』で
夏姫と古幡慎一の回想シーンで出てきてたっけ。映画では
本の『天使の卵』と『天使の梯子』の大体中間地点に当たる『天使の卵』から
4年後の二人の姿も描かれていた。原作ではきちんと見られなかった時期の二人が
映画で描かれていたトコまではよかったのだけれど、全体的に観た感想は…、
残念だった。時間配分というか緩急のつけ方というか、イマイチだったのよね。
今作に関して言えば絶対に原作を読んでから映画を観た方がいいと思う。
映画だけ観た人は、歩太のお父さんが結局何の病気で、何で死んでしまったのかが
分かりにくかったんじゃないかと思う。ものすごくギュウっと縮められていて
説明不足のトコがいくつかあった。でも、時間的に縮めないとキツかったから
省いてしまったのかと思いきや、やけにスローで長ーいシーンもあって
始めはゆっくりした心地良い時間の流れを描いてるなぁと思っていたのだけれど
段々ダラダラとした無駄な時間に観えてきた。終わり際に眠くなった映画って珍しい。
それに小西真奈美が可哀想。春妃の役にピッタリだと思っていたのに
あんまり綺麗に撮られている映像がなかった。せっかくハマり役だと思っていたのに
妹の夏姫の方がよっぽど魅力的に見えてしまって残念だった。
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