『天国は待ってくれる』・試写会
『天国は待ってくれる』の試写会に行ってきた。
《私のお気に入り度:★★★★☆》
“涙の脚本家”岡田惠和の描いた青春ストーリー
というのに惹かれて応募したこの作品。
大泣きとまではいかなかったけどやっぱり泣いてしまった。
二人の男に想われて、でもどちらも傷つけたくなくて、二人とイイ関係でいたい女。
一つ間違えるとモテる女の贅沢な悩みでイヤミにしかならない設定なのに
今作の薫は逆にその二人の間で揺れている姿が
辛そうで、可哀想で、思わず同情してしまう、そんな女性だった。
きっと幼い頃の3人の姿がきちんと描かれていたからかな。
子供の頃はあんなに仲が良かった3人。いつも一緒で、あの頃はずっと変わらないと信じていた。それでも男と女である以上恋愛感情は生まれ、やがて昔のままというワケにはいかなくなる。同性であったらいつまでも変わらない関係でいられたかもしれない仲良しの友達。ずっと一緒にいて、かけがえのない存在の大切な二人とはできればいつまでも仲良くいたい。どちらの“友達”も失いたくない。仲が良ければ良いほど、男女関係なく縁が切れてしまうのは悲しいコト。
そんな風に思えたから、武志と宏樹の間で揺れる薫が切なかった。
今作はドロドロした部分が全く無くて、お互いが本当にお互いの幸せを想う
キレイなストーリーなのがよかったのよね。
3人の家族もそれぞれが温かくてみんなイイ人!だから余計に涙を誘った。
ただ、一つ気になったのは、3年間寝たきりのはずの武志の髪型やヒゲが
いつまでも入院患者らしくならずに、ずっとキレイに整っていたのには違和感を感じた。
2007.2.10公開
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