『武士の一分』・劇場
今日は『武士の一分』を観てきた。
《私のお気に入り度:★★★☆☆》
やっぱりキムタクはキムタクだねぇ。キャラがはっきりと確立している人って
どんな役をやっても元の人物にしか見えないから、役者としては難しい。
今回の映画の役も、いつもの自信満々な表情の木村拓哉が
侍のカツラをかぶって、顔に似合わない田舎言葉をしゃべっていたから
始めはおもいっきり違和感があった。
でも、赤つぶ貝の毒に当たって失明した後は、やつれたメイクで顔も髪型も変わって
見た目がみすぼらしくなったから、キムタク独特の雰囲気も消えて
違和感が全くなくなっていた。目をつぶっているコトが多くて目力もなかったからかな。
時代劇なのに最後まで全然眠くならなかったし、結果的には観てよかったわ。
そして何より加世がよかった!加世を演じた壇れいが綺麗!
好きだから心配したい。でも、好きだから逆に心配はさせたくない。大切な家族だから、唯一の家族だから、どんな苦労をしても守ってあげたい。
そんな加世の思いに心打たれて、例えこれからの生活が厳しくなると分かっていても
そう思えるヒトのそばにいられた加世は幸せだと思った。
それなのに!何なのあの島田って男!超ムカツク!嫌なヤツ!
まぁ、あの人がいたから話も面白くなったんだけど。
加世が可哀相で可哀相で。だからラストはじわ~っと涙があふれた。
ちなみに今日行った劇場は118席のところだったのに
お客さんは8人しかいなかった…。
2006.12.1公開
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