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2007年1月 2日 (火)

『地下鉄(メトロ)に乗って』・本

地下鉄(メトロ)に乗って 浅田次郎     講談社文庫 (1999年12月)
313ページ

地下鉄(メトロ)に乗って

永田町の地下鉄駅の階段を上がると、そこは三十年前の風景。ワンマンな父に反発し自殺した兄が現れた。さらに満州に出征する父を目撃し、また戦後闇市で精力的に商いに励む父に出会う。だが封印された“過去”に行ったため……。思わず涙がこぼれ落ちる感動の浅田ワールド。吉川英治文学新人賞に輝く名作。  ――裏表紙より――

映画の『地下鉄(メトロ)に乗って』を観た後に

映画ではトラックに飛び込んで亡くなったお兄さんが

原作では本当は地下鉄に飛び込んで自殺していたコトを知って

話が全然違うなら原作も読まなければと、図書館に予約して借りてきた。

でも、自殺した場所とか戦後に真次がアムールと手を組んでやった闇取り引きとかが

違うくらいでそんなには話の流れに違いはなかった。って当たり前か。

だから、ラストは知っていたし、改めて原作を読んで涙を流してしまうコトもなかった。

まあ、読んだおかげで映画を観たときの疑問は解決されたんだけど。

まず主人公の真次の年齢。真次は本の中で自分の年齢を43歳と言っている。

次にみち子の年齢。みち子は真次の兄の昭一が自殺した30年前に生まれたから

真次とは13歳差で30歳。そして、ココに出てくる現代が何年なのか。

昭一の自殺した30年前は東京オリンピックのあった1964年だから

現代は1994年というコトになる!あぁ、スッキリした!

映画で携帯電話が出てきたり、「営団地下鉄」が「東京メトロ」になってたりするから

混乱しちゃったのよね。細かいコトなんだけど、目についちゃったのだから仕方がない。

それと本を読んで新たな発見があった!映画を観た時に高校の野平先生の

必要性がよく分からなかったのだけれど、この先生って満州の戦場にもいたんだ!

映画にもそのシーンがあったはずなのに、全然気付かなかったよ…。

そうだったのか。なんだかもう一度、映画を確かめたくなった。

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浅田次郎の同名原作を「命」「深呼吸の必要」の篠原哲雄監督が映画化したファンタジー。 地下鉄の出口を通じてタイムスリップしてしまった主人公が、若き日の父と出会うことで確執を抱えたままの父と和解していく姿を描く... [続きを読む]

受信: 2007年2月28日 (水) 18時43分

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