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2007年1月19日 (金)

『町長選挙』・本

町長選挙 奥田英朗                 文藝春秋 (2006年4月)
258ページ

町長選挙

『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』に続く破天荒な神経科医、

伊良部一郎シリーズの第3弾。やっと図書館の予約の順番が回ってきた。

今回は「オーナー」「アンポンマン」「カリスマ稼業」「町長選挙」の4つの事例。

プロ野球人気球団“東京グレート・パワーズ”のオーナー、ナベマンこと田辺満雄に

プロ野球界への参入で話題になり、その後民放ラジオ局の買収騒動で         注目を集めているIT長者のアンポンマンこと安保貴明、

そして東京歌劇団出身で、家庭も仕事も上手に両立し、40代の年齢にしては    若々しいことで人気絶頂の女優、白木カオル

と、今回はモデルになった実在の人物がすごく分かりやすい。

だから、どうしてもその人物を思い浮かべながら読み進めてしまう。

そしてどの人も地位や名誉が確立した人たちばかり。

そのせいか、今回私には全く共感できる部分がなく、イマイチ楽しめなかった。

…とは言うものの、「オーナー」のラストはジーンとしたし

最後の「町長選挙」はモデルなんているはずないほどハチャメチャで笑えた!

もし次回作があるのなら、そろそろ伊良部先生のお父さんとお母さんを見てみたい。

こんな人間を育て上げた両親とは一体どんな人物なのだろう?

気になるところだ。

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