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2007年4月の18件の記事

2007年4月30日 (月)

2007年4月シネマ鑑賞作品

『ゲゲゲの鬼太郎』・劇場 ★★☆☆☆

『銀河ヒッチハイク・ガイド』・レンタル ★★☆☆☆

『スパイダーマン2』・テレビ ★★★☆☆

『眉山 ーびざんー』・試写会 ★★★☆☆

『ドリームガールズ』・劇場 ★★☆☆☆

『赤ちゃんの逆襲』・レンタル ★★★★☆

『理想の女(ひと)』・レンタル ★★★★★

『デジャヴ』・劇場 ★★★★☆

『THE焼肉ムービー プルコギ』・試写会 ★☆☆☆☆

『旅するジーンズと16歳の夏』・レンタル ★★★★★

『50回目のファースト・キス』・レンタル ★★★★☆

『ビヨンド・サイレンス』・レンタル ★★★★☆

『こわれゆく世界の中で』・試写会 ★★★★☆

『ミリオンズ』・レンタル ★★★★★

『バベル』・試写会 ★★☆☆☆

『ボンボン』・試写会 ★★☆☆☆

【注】お気に入り度は観た時の環境や気分、体調でかなりムラがあり。

★☆☆☆☆ 観なきゃよかった…。
★★☆☆☆ 面白くはなかったけど、まあ一度は観てよかったかな。
★★★☆☆ まあまあ。
★★★★☆ 好き!でも一度観ればいいや。
★★★★★ 何度でも観たいほど大好き!!

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『ゲゲゲの鬼太郎』・劇場

Photo_114今日は『ゲゲゲの鬼太郎』を観てきた。

《私のお気に入り度:★★☆☆☆

今日は234席の劇場で鑑賞。

休みの日というコトもあってか7割ぐらいの入りで

客層は子連れの親子が多かった。

まずはこの映画を観て初めて知った衝撃の事実!

目玉の親父は鬼太郎の左目じゃなかったのだ!

私は子供の時、目玉の親父は鬼太郎の左目から生まれたと誰かに聞いた。

今まですっかりそれを信じていた。確かに親なのに子供の体から生まれるなん

変なの…とは思ったけれど、妖怪なのだから人間の常識で考えちゃいけないんだ!

と無理矢理納得していた。でも今日、映画の中で鬼太郎の口から

親父の秘密が語られた。それでもまだ思い込みの激しい私は

映画だから設定を少し変えたのかしら?と思ったのだけれど、ちょっと気になったので

帰ってからネットで調べたら事実でビックリ!

でも鬼太郎はやっぱり片目しかないのよね。それなのに

毛針を飛ばし過ぎてハゲ茶瓶になった鬼太郎はしっかり両目があった…。

人間がちゃんと演じられる妖怪は役者が特殊メイクで登場して

人間の形をしていない妖怪はCGで登場。見た目はかなり楽しめたけど

内容は子供の観客が多いだけあって、やっぱり子供向けの映画だった。

2007.4.28公開

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2007年4月28日 (土)

『銀河ヒッチハイク・ガイド』・レンタル

レンタル2本目は『銀河ヒッチハイク・ガイド』を鑑賞。

《私のお気に入り度:★★☆☆☆

銀河ヒッチハイク・ガイド

これもやっぱり大きなスクリーンで観たかった作品だったな…。

ヴォゴン人の来襲とか新しい惑星の建設とかは

大きいスクリーンで観た方が迫力があってよかったと思う。

ただ内容はハイテンション続きなのと、言っているコトが難しくなってきたのとで

途中ちょっと飽きて軽く眠気に襲われてしまった…。

宇宙に関する物理っぽい話とか、鬱のロボットのマーヴィンや

高い知能と機能を持ったコンピューター、ディープ・ソートの言っているコトが

哲学的だったりとかで私の頭には理解し難い。

特に哲学的なコトってすごく苦手なのよね…。

だから最初はかなりハチャメチャな感じが面白かったのだけれど

後半はもうなんとなく観ている感じで終わってしまった…。

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2007年4月27日 (金)

『スパイダーマン2』・テレビ

今日、21:00~日本テレビで『スパイダーマン2』(吹替版)がやっていた。

《私のお気に入り度:★★★☆☆

スパイダーマンTM 2

『スパイダーマン』は前にテレビで観て、その続編である今作も今回テレビで観て

もうすぐ公開の『スパイダーマン3』をどうするか迷っているのだけれど

やっぱり劇場で観るべき作品だよなぁ…。今作も大画面だったら迫力もあって

さらに楽しめたんだと思う。ドック・オクの登場シーンとか

スパイダーマンが列車の暴走を止めたりと活躍するシーンとか

動きがすごい!『スーパーマン リターンズ』を少し思い出した。

そういえば『スーパーマン リターンズ』もスクリーンで観てかなり楽しんだもんね。

『スーパーマン』と言えば、今作って『スーパーマン2』にちょっと似てるかも。

愛する人と超能力の狭間で超能力を捨てることを選択するのだけど

結局最終的には超能力を取り戻し、悪に立ち向かう道を選ぶ。

自分の力に悩み、愛する人が自分の正体を知る。まぁ、今作の場合はかなりの人が

正体を知っちゃうんだけど、同じアメコミだからパターンが似ちゃうのかしら?

でも、2だけで比較すると『スパイダーマン2』の方が面白かった!

悪役にも同情する余地があったからかしら。

ラストが次に続く気になる終わり方だし、やっぱり『スパイダーマン3』観ようかな。

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2007年4月25日 (水)

『眉山 ーびざんー』・試写会

Photo_113今日は某新聞で当選した『眉山 ーびざんーの試写会に行った。

《私のお気に入り度:★★★☆☆

あれ~?また期待しすぎちゃったのかしら?

さだまさし原作の『解夏』はメチャメチャ号泣だったから

きっと今作も大いに泣けるのだろうと楽しみにしていたのに

それほどでもなかった…。ただ、阿波踊りの会場での介護福祉士の大谷啓子と

飲み屋の松山賢一の耐えるような表情には涙をそそられた

ストーリー自体はあまり母の苦しい恋の物語がピンと来なくて泣けなかった。

父とどうやって出会って、どんな風に愛を育んだのかが分からないから

二人の関係が壊れた悲しみを心のうちに秘めた母の姿が分かりにくかったのよね。

でも、宮本信子の龍子は時代劇に出てくるような江戸っ子らしい口調が粋で

叱り方がすごくカッコよかった!ハッキリした物言いがすっきりしてイイ!

ただ、これがもし怒られる側にだったらグサッと図星突かれて

立ち直れないかもしれない…。悲しい気持ちを隠し、いつも明るく振舞う龍子を

ところどころで出てくる阿波踊りのから騒ぎが表現しているようで

お祭りの楽しい賑わいが逆にもの悲しく感じる静かな映画だった。

2007.5.12公開

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2007年4月24日 (火)

『ドリームガールズ』・劇場

Dreamgirls今日は『ドリームガールズ』を観てきた。

《私のお気に入り度:★★☆☆☆

もうすぐ上映終了するのにもかかわらず84席の劇場はほぼ満員。

でもやっぱり私はミュージカル映画が苦手らしい…。

話題だったし、もともと音楽業界のお話だから

ミュージカルで歌ばっかりでも大丈夫だろうと思って観たのだけど

そんなには楽しめなかった…。何なんだろう?

ストーリーに集中できなくなっちゃうのかな。眠くはならなかったけど

イマイチ入り込めない世界だった。でも、ソウルのこもった歌はよかった!

特にエフィーが脱退する時にカーティスに歌った歌は

必死さがすごく伝わってきてグッときてしまった。迫力があった。

そしてディーナが美しい。有名になるにつれてどんどん綺麗になっていって。

メイクの力ってすごい!と改めて感じた。

2007.2.17公開

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2007年4月23日 (月)

『赤ちゃんの逆襲』・レンタル

またまたTSUTAYAから4/20~4/22まで新作以外レンタル半額クーポンが

来たので2本借りてきた。最近半額ラッシュだなぁ。まずは『赤ちゃんの逆襲を鑑賞。

《私のお気に入り度:★★★★☆

簡単なあらすじ

うだつが上がらない絵描きのシモンはある日、学生時代に自分がデザインしたものとそっくりな建物をみつける。盗作されたと思ったシモンはその建物の責任者で建築業界の大物であるヴァンサン・ポレルに抗議しに行く。しかし、あっけなく警備員に追い出され、それでも諦めきれずに抗議しようとした瞬間になんとポレルの運転する車に轢かれ死んでしまう。そして気付くと赤ちゃんとして生まれ変わっていた!しかも憎きポレルの息子として!こうしてシモンはポレルに復讐するため、ひどく扱いづらい子供になってやろうと心に決めるのだった…。

面白かったぁ。でも赤ちゃんが出てきても、下ネタだらけで決して子供と一緒に

和やかに楽しめる作品ではなかった。まぁ、そこが面白かったんだけど。

何かがどこかから出てくる映像がリアルなの!赤ちゃんが生まれてくるトコとか

ミルクのゲップで吐いちゃうトコとか、オムツの交換とか、スゴかった…。

どうやって撮ったんだろう?そして自殺願望のある赤ちゃんほど恐いものはないよ!

ただでさえ危なっかしい赤ちゃんが、あえて危険なコトをしようとするのは

もうホント見ていられない!映画館じゃなくてよかったよ。あ゛ーっ!!

と手で目を覆いながら思わず声が出てしまったもの。

可愛い顔をしているだけに余計にしているコトが恐ろしい。

一生懸命赤ちゃんに好かれようと頑張るお父さんが可哀想で可哀想で

だから最後はちょっとジーンとしてしまった。

それにしても赤ちゃんの成長って目まぐるしいのね。

赤ちゃんがちょっとずつ成長するたびに何度も役者が変わった。

何人の赤ちゃんタレントが出てきたんだろう?でも、顔が違うのはしょーがないとしても

せめて髪の色は同じ役者を使って欲しかったわ。

ところで今回は赤ちゃんを連れたコと一緒に観たのだけれど

鑑賞後、その赤ちゃんが何かしゃべっていたから

実は君もおじさんの声で何か言ってるんでしょう~?って話しかけたら

大泣きされてしまった!…あれ?図星だったのかしら?

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2007年4月22日 (日)

『理想の女(ひと)』・レンタル

レンタル2本目は『理想の女(ひと)』を鑑賞。

《私のお気に入り度:★★★★★

理想の女(ひと)

簡単なあらすじ

ニューヨーク社交界の華、ロバートとメグ・ウィンダミア夫妻は、セレブが集う南イタリアの避暑地アマルフィに夏の休暇で訪れていた。同じ頃、奔放な恋愛遍歴を重ね、周囲から中傷を受けてきたアメリカ人のアーリン夫人もイタリアに。そしてある日、メグの誕生日プレゼントを探していたロバートは骨董品屋で、アーリン夫人と出会う。ほどなく社交界ではアーリン夫人とロバートの密会の噂が囁かれ出し、夫を心から信頼していたメグも心が揺らぎ始める…。

なんてイイ映画なんだろう!始めは悪い噂のあるアーリン夫人の滞在する別荘に

通い詰めるロバートがムカついたけど、なんと驚きの事実!

それからはみるみる映画の世界に引き込まれて最後は号泣!!

ビックリする展開から涙のラスト。好きだわぁ、こーゆー映画。

イイ方向に裏切られると面白い!その先何が起こるのかが楽しみになる。

しかも素敵なラストじゃない!そして人の噂ってホント恐いわぁ。

どんなに信頼している人でも、その人についての悪い噂を

ちょこちょこ耳にするようになると、その信頼に自信がなくなっちゃうものよねぇ…。

何の疑いもなくまっすぐに夫を想うメグは可愛いんだけど

その想いが危うくて観ていて心配になる。そして思ったとおり裏切りを確信した途端の

極端な行動。想いが強いほど、失望も大きいもの。一途な想いって危険…。

でも、そもそも冒頭からの見せ方が上手いのよね。私もまんまと騙されたわ…。

思い込みが強いのってホントよくないわ。私も反省しないとなぁ…。

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2007年4月19日 (木)

『デジャヴ』・劇場

Photo_112今日は『デジャヴ』を観てきた。

《私のお気に入り度:★★★★☆

今日行ったのはシネコンの244席あるスクリーン。

もう間もなく上映終了というコトで観客は20人くらいだった。

この作品は深く考えなければ、単純にドキドキ楽しめる映画!

よく考えながら観ちゃうとラストは無理矢理つじつま合わせた感じだし

そもそもこれって“デジャヴ”って言わないじゃないじゃん!と思うトコはあるけれど

結局こういうパターンのストーリーってどこかに矛盾が生じちゃうワケで

それはもうしょーがないのかもしれない。でもアクションは面白かった!

特にゴーグルを付けながらの運転シーンは体がビクッとなるくらい

ハラハラドキドキ!あんな運転、想像しただけで恐ろしい!ムチャクチャ過ぎる!

でも、視覚だけでスリルが体感できて、かなり刺激的で面白かった。

大きいスクリーンで観たい気持ちはあるのだけれど、できれば静かな映画館じゃなくて

ありえねー!とか一緒に観ている人としゃべりながら観たかった作品だった。

2007.3.17公開

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2007年4月17日 (火)

『THE焼肉ムービー プルコギ』・試写会

Photo_111今日は某映画情報サイトで当選した

『THE焼肉ムービー プルコギの試写会に行ってきた。

[お土産に牛角¥500割引券をもらった。]

《私のお気に入り度:★☆☆☆☆

4/11にあったこの作品の舞台挨拶付き試写会に当たったのに

試写状には特に舞台挨拶のコトは書かれていなかったので

次の日に大切な用事があったし、とても映画を観る気分ではなかったから

パスしてしまったら、後から舞台挨拶があったコトを知って後悔…

キャストが来るのが分かっていたら頑張って行ったのに…。

特に好きな俳優がいたワケじゃないけど…。でも桃井かおりは観たかったから…。

そんなすっかり落ち込んでるトコにまた試写会の当選通知が。

当然舞台挨拶の予定はないけど、特にパスする理由もなかったので観に行ってきた。

でも、微妙…『UDON』を観た時は満腹でもまたうどんが食べたくなったのに

この映画はちっとも焼肉を食べたい気分にならなかった。

“焼肉ムービー”っていうのに食べたくならないってダメじゃない?!

笑えるシーンもあったけど、イマイチ間が悪いし、役者の笑い方が下手!

笑い声があまりに違和感があって一気に引いてしまった…。

じいさんの言葉は良かったのだけれど、最後はやっぱり

もっとジューシーで美味しそうな焼肉を見せて終わって欲しかったわ。なんか残念…。

2007.5.5公開

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2007年4月16日 (月)

『旅するジーンズと16歳の夏』・レンタル

誕生日クーポンに引き続き、TSUTAYAで4/13~4/15まで

新作以外レンタル半額だったので、また2本借りてきた。

まずは『旅するジーンズと16歳の夏を鑑賞。

《私のお気に入り度:★★★★★

簡単なあらすじ

カルメンとブリジットとリーナとティビーの4人は生まれる前からお母さん同士が知り合いで、生まれてからは姉妹のようにいつも一緒に過ごしていた大親友。でも16歳の夏の間、彼女たちは初めてバラバラの土地で過ごすコトになる。カルメンは離婚して離れて暮らすお父さんのもとに、ブリジットはサッカーの合宿でメキシコに、リーナはおじいちゃんとおばあちゃんの暮らすギリシャに、そしてティビーは1人残って地元のスーパーでバイト。ところが離れ離れになる前日、彼女たちは4人誰がはいてもぴったりなジーンズと出会い…。

この作品が公開されていた時、ミニシアター作品ということで

なかなか観に行く機会が作れなくて、代わりに原作を図書館で借りて読んだのだけれど

超号泣だった!思わず続編2冊も借りてまた号泣!!

どれもすごくイイ作品でこれは映画も観なきゃ!と

思った時にはすでに上映終了…。でも、いつか絶対観たい!と思っていた作品。

やっと観るコトができた。そしてまたまた号泣!!鼻もズルズル

ティビーの髪型がショートカットじゃなかったのは残念だったけど

その他はほぼイメージ通り!特にブリジットとリーナがピッタリ!

もうすっかり年齢的には大人なはずの私なのに、10代の彼女たちの悩んでる

気持ちが分かるのよねぇ。恋の悩みだったり、家族についての悩みだったり

全てってワケじゃないけど、私もかつて経験したような悩みを

彼女たちはそれぞれ抱えていて、いつもなら何でも話を聞いてくれる大切な友達が

この夏はそばにいない…。大人に成長しつつあってもまだ子供な彼女たちの苦悩が

すごく胸を打つのよね。そして離れ離れでも心の結びつきの強い

彼女たちの仲の良さが羨ましい!姉妹というよりまるで自分の分身のような存在。

家族よりも自分のコトを理解してくれて、カッコつけずに自分をさらけ出せる存在。

素直に自分をさらけ出せる相手って大人になると見つけるのが難しい。

何だか年がら年中友達と一緒にいた頃が懐かしくなってしまった。

こういう作品を観ると友達が1番だった子供の頃に戻りたくなる…。

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↑原作とその続編も超オススメ!!

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2007年4月15日 (日)

『50回目のファースト・キス』・レンタル

レンタル2本目は『50回目のファースト・キス』を鑑賞。

《私のお気に入り度:★★★★☆

50回目のファースト・キス (Blu-ray Disc)

簡単なあらすじ

交通事故に遭って以来、“前日のことを全て忘れてしまう”という短期記憶喪失障害を抱えているルーシー。
そんな彼女に、水族館で獣医として働くヘンリーが一目ボレ。
ヘンリーは毎日、彼女と初対面からはじめ、愛を告白し続ける。
ルーシーは彼の優しさと愛に触れ、毎日恋におち、毎日ファースト・キスをする――毎日がやり直しの恋。
少しずつ進展していくと思われた二人の関係だったが、
ルーシーは自分が愛する人の重荷になると思い、別れることを決意する…。
――公式サイトより――

主演のアダム・サンドラードリュー・バリモアも好きな役者だから

楽しめないわけがない!と思っていたのだけれど

笑うというよりも後半結構泣かされた映画だった。

『明日の記憶』とか『私の頭の中の消しゴム』とか記憶モノってやっぱり弱い…。

自分じゃどうしようもないのに大切な人との大切な記憶が失われていく。

愛しているけど負担をかけたくないからその大切な人のもとから去る。

切ないじゃない!泣けるじゃない!

でも、映画だからそこには奇跡があって、単純な私は単純によかったよぉ~!

と感動してしまう。ワンパターンでもこういう系統の映画好きだわ~

また、今回もドリュー・バリモアの笑顔が可愛いのよね。

彼女はなんであんなに普通そうなのに魅力的に見えるんだろう?不思議。

出てくる動物たちもイイ演技をして、観ていて面白かった。

はじめのセイウチのゲロには参ったけどね…。

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2007年4月13日 (金)

『ビヨンド・サイレンス』・レンタル

TSUTAYAの旧作レンタル半額クーポンを使ってまた2本借りてきた。

1本目は『ビヨンド・サイレンス』を鑑賞。

《私のお気に入り度:★★★★☆

ビヨンド・サイレンス

簡単なあらすじ

聾(ろう)の両親を持つララは自分は耳が聞こえるため、手話の通訳をして両親を助けながら暮らしていた。あるクリスマスの日、父の妹であるクラリッサにクリスマスプレゼントとしてクラリネットをもらったララ。学校で音楽の先生の下、クラリネットの練習を始めると、すぐにその才能を開花させ、音楽の世界へ没頭していくようになる。しかし、音のない世界に暮らす父はそんな娘の姿にあまりいい顔をしない。やがて18歳に成長したララは本気で音楽の世界に進もうと音楽学校の受験を考えるが、父に反対され…。

じっくりじんわり味わえる映画。主人公の少女がすごくけなげ可愛くて

つい応援したくなっちゃうのよね。両親を懸命に手伝い、その上

新しく生まれた妹の面倒までしっかり見ちゃう。

それでいて耳の聞こえない父親に遠慮して変に気を使ってるトコもある。

そんなララを自分とは違う世界に行ってしまうと心配する父親に

逆に子供は物ではないのだから自由にやらせてあげようと応援する母。

登場人物がみんな温かい。成長したララは父親と衝突してしまうけど

そこにちゃんと愛情が込められているのが分かるから、安心して観ていられる。

ラスト数分になってからの父親の言葉には涙も出てしまった

そして映像と言うか情景も美しいのよね。特に印象に残ったのが

18歳になったララが恋人のトムと影で遊ぶシーン。

壁に映った2人の影で遠近法を利用して巨人と小人になって遊ぶシーンは

すごく幸せそうで、その後に訪れる不幸がより際立って印象的だった。

穏やかで家族愛あふれるいい映画だった。

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2007年4月 9日 (月)

『こわれゆく世界の中で』・試写会

Photo_110今日は某映画関連サイトで当選した

『こわれゆく世界の中での試写会に行ってきた。

《私のお気に入り度:★★★★☆

大人な映画だわ~。こういう登場人物の心理描写が

細かく描かれている作品って好き

鈍チンの私には監督が意図したコトをすべて読み取るコトはできないんだけど

それでもそれぞれの立場の人間が、どういう風に考えてどういう行動をとって

それがどういう結果をもたらすのかをじっくり観られるのは

決して自分は経験しないであろう別の人生を経験させてもらった感じがして

なんだか面白い。ウィルの気持ちを揺り動かす2人の女性リヴとアミラは

両方とも問題を抱えた子供を持つ母親でそれぞれ母としての想いが強い。

今日のパートナー曰く、母親の娘に対する愛情と息子に対する愛情は違うらしい。

だから子供が一方は娘、もう一方は息子と違ったり

そもそもウィルとの最初の出会い方が違ったりと、そういう少しずつ違うところから

彼女たちのウィルに対する想いも違ってきたんだと思う。

そんな2人に“真実の愛”を求めたウィル。親になりきれない男はやっぱり子供っぽい。

そしてそんなウィルを最終的に許し、受け入れた女はやっぱり大人なんだと思う。

ちょっとドラマ『今週、妻が浮気します』を思い出しつつも

これが男と女の違いなのかしらとも思ってしまった。

2007.4.21公開

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2007年4月 8日 (日)

『ミリオンズ』・レンタル

今年も誕生日が近づいてきたので、TSUTAYAの旧作レンタル半額クーポンを

もらって、『ミリオンズ』を借りてきた。

《私のお気に入り度:★★★★★

ミリオンズ スペシャル・エディション

簡単なあらすじ

8歳のダミアンと10歳のアンソニー兄弟は母親を亡くし、父親と3人で引っ越してきた新しい家で新たな生活を始めようとしていた。そんなある日、ダミアンが線路沿いに作ったダンボールの隠れ家に大量のポンド紙幣が入ったカバンが降ってきた。イギリスの通貨ポンドは12日後にはユーロに切り替わる。ただの紙切れと化してしまうポンドを、現実的な兄のアンソニーは12日間でぱぁっと豪快に使いきろうとする。一方、信心深い弟のダミアンは貧しい人の役に立てたいと考える。しかし、お金の使い道で意見が分かれる2人のまわりに、やがて怪しい影が忍び寄り…。

クリスマスシーズンの映画だったとは知らずに

季節外れな作品を借りてきてしまったけど、観てよかったわ~!

なんて可愛い映画なんだろう~!

ダミアンももちろん可愛い子なんだけど、それよりもポップファンタジー

映像がすごく可愛い~!色使いが綺麗で好きだわ~。

それに携帯の電波が見えちゃったり、いろんな聖人が出てきたり

想像力豊かな映像もなんだかワクワクできてよかった。

出てくる子供も憎らしいくらい頭が良くて、それがまた面白い!

映画だって分かっていてもそのアイデアに感心してしまった。

子供が主役の映画だけにラストはお約束のお涙頂戴シーン。

もちろんしっかり泣かせて頂きました。

すごくピュアな映画だから、是非たくさんの子供たちに観てもらいたい。

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2007年4月 7日 (土)

『バベル』・試写会

Babel今日は某人材紹介ポータルサイトと応募したどこかでW当選した

『バベルの試写会に行ってきた。

《私のお気に入り度:★★☆☆☆

分かっていて応募したのだけれど、やっぱり重い…

雰囲気は『クラッシュ』に似ている。やっぱり問題はなのよね。

それにしても何故この人たちは危ない方に危ない方に選択肢を選んでしまうのだろう。

危なっかしくてヒヤヒヤしっぱなしだった。特にメキシコ人の乳母が

どんどん選択を間違えてドツボにハマっていく様が

イイ人なだけに可哀相で観ていられない…

それと注目の菊地凜子「全身で表現するその迫真の演技」(チラシより)

ってあったから予想はしていたけど、それを越える露出にドキドキだった。

でも、あのフルヌードは必要だったのか?そして脱いだら演技派になるのか?

そもそも日本人の親子の話を絡ませる必要性はあったのか?

それがなければ143分という長さにもならなかったと思うんだけど。今回は長く感じた。

国境を越える難しさ、民族間の政治的問題、言葉の通じないもどかしさを表現するのに

同じ国に住む人間同士でも言葉というコミュニケーションツールが使えないというだけで

想いがうまく伝わらないというのを言いたかったんだとは思うんだけど

それでもやっぱり裸になる意味は分からないし、何が心の変化をもたらしたのかも

よく分からなかった。最後のあの手紙の内容も無性に気になる!

問題提起はしたものの解決策へのヒントも与えられないまま、あやふやに結末を迎え

あまりすっきりと観終われない作品だった。

2007.4.28公開

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2007年4月 4日 (水)

『ボンボン』・試写会

Bombon今日は某フリーペーパーのウェブサイトで当選した

『ボンボンの試写会に行ってきた。

《私のお気に入り度:★★☆☆☆

幸せのタネを蒔こう
ラストになるほどと思えるキャッチフレーズだわ~。

なんてほのぼのした映画なんだろう~。

犬のボンボンがすごくイイ表情なんだけど、それにも増して主人公のおじさんが

なんとも味のある表情でイイ!チラシによると、このおじさん

「リアリティある演出がしたかった監督が実際にガレージで20年間まじめに勤務している彼をスカウト」

したらしい。大成功だよ!

微妙な愛想笑いといい、挙動不審に泳ぐ目といい、

何でも他人に言われたまま信用してしまう人の良さといい

どれをとっても真面目なんだけどすぐ他人に騙されちゃうイイ人の典型で

なんか心配で気になっちゃって目が離せない。それでいて素人とは思えない

笑いの間も心得ていて、クスクスいろんなシーンで笑いが込み上げた。

ストーリー自体はシンプルだから余計にキャラの良さが引き立っている!

犬もボンボンのドゴ・アルヘンティーノ以外にもいろんな犬種が登場するから

犬好きの人にはオススメの映画かもしれない。

ただ登場人物のキャラはすごく気にいったんだけど

ストーリーはもう少し刺激のある方が私好みだったなぁ。

2007.4.14公開

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2007年4月 3日 (火)

『Presents』・本

Presents 角田光代 [絵]松尾たいこ
双葉社 (2005年11月)                        209ページ

Presents

人生には、大切なプレゼントがたくさんある。生まれてから死ぬまでにもらったたくさんのプレゼントにまつわる12個の物語を集めた短編集。
収録作品「名前」「ランドセル」「初キス」「鍋セット」「うに煎餅」「合い鍵」「ヴェール」「記憶」「絵」「料理」「ぬいぐるみ」「涙」。

収録作品のうち、「合い鍵」「うに煎餅」が映画化されていて

結局映画は観に行けてないのだけれど、ストーリーが気になったので

図書館で原作を借りてきた。短編集だからそれぞれあっという間に読めてしまい

電車の中でちょっと時間をつぶすのに、ちょうどいい長さ。ただ、どの物語も

読んでいくうちに涙があふれそうになり、ごまかすのが大変だった。

それぞれのお話に出てくる登場人物はきっと全部違う人物なのだろうけど

生まれて初めてもらうプレゼント「名前」から始まって

人生最後のプレゼント「涙」に至るまで物語は順に人生をたどっている。

どれもすごくいいお話で、いろいろ気付かせてくれる。特に私が好きなのは

「ランドセル」「合い鍵」「ヴェール」「記憶」「絵」「料理」「ぬいぐるみ」って

挙げたら結局半分以上になっちゃった…。でも、やっぱり「ランドセル」が一番かな。

人生に目標が見出せなくなった時、ふと立ち止まって過去を振り返るのは決して後ろ向きな行動ではない。それまで自分が何を大切にしてきたのか、何を経験してきたのか、そこから何を学んで、何を得たのか…。自分には何もないと思っていても、歳を重ねた分だけ得たものは必ずある。じっくり過去を見つめ直すコトで、ほんの小さなコトでも今まで気付かなかった自分自身の本質が見えてくるかもしれない。そのきっかけは小さい頃の思い出の品だったり、古い友達との会話だったり、忘れ去られた記憶だったりといろいろあるだろうけど、結局は誰かのプレゼント。すでに私も抱えきれないほどもらっている贈り物。それらの存在をこれからも忘れずに大切にしていきたいと思った。

最近自分を振り返る機会があっただけに、「ランドセル」はタイムリーに

私の心に染みた物語だった。オススメの本だ!

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